2004年教師学事例研究会のご報告
3月26日(金)・27日(土)に亜細亜大学（東京都武蔵野市）で開催されました。
26日(金)は「教師学基礎講座」、「教師学基礎講座・保育編」、「親業訓練入門講座」の3講座を開講。多くの方が教師学・親業の体験学習をされました。
教師学事例研究会
実行委員長の挨拶
なごやかな雰囲気の開会式
27日(土)は午前中、3名の方が教育現場で実践している「教師学」によって、生徒、同僚、保護者との人間関係を築く上で効果的だった事例を発表して下さいました。北海道から九州まで、大勢の方が参加されました。
【1】
高野利雄さん 中学校教諭(東京)
「能動的な聞き方(介入的援助)
によってつくられたクラスの雰囲気」
【2】
都築恵美さん 中学校教諭(愛知）
「たくさんの先生に知ってほしい教師学」
【3】
反町麻佐子さん 小学校養護教諭(東京)
「僕が一番がまんしていた
――乱暴者の小学3年生」
発表された事例についての質問や意見が飛びかいました。
昼休みは、ビュッフェスタイルの昼食会やポスターセッションへ参加。
昼食会の様子
ポスターセッションの様子
午後は「就学前」、「小学生」、「中高生」、「その他」の4つの年齢別に分かれて、グループディスカッション。
近藤理事長のまとめ
終了後のアンケートには「日頃、感じている疑問や問題点について、同じような立場の人達と意見交換ができて良かった」「悩んでいるのは自分だけじゃないと安心した」等の感想が多く寄せられました。
閉会式には、充実感にあふれた参加者の表情が印象的でした。
「鹿児島からやってきました」
中学校教諭 親業インストラクター
閉会後もポスターセッションの前で、
話はつきません。
今年で3回目を迎えた、「教師学事例研究会」です。年々、参加者数も増え、内容も深まり、成果が高まってきています。来年は親業訓練協会設立25周年を迎えます。「教師学講座」「親業訓練講座」を多くの方々に知っていただく機会として、「教師学事例研究会」を引き続き開催していきたいと考えています。