いい人間関係のヒント

事例・体験

勝負なし法
夫婦ゲンカよさようなら広島県(夫 34歳)

第1段階・・・問題を明確にする

(来年の春までに自動車を買い換えることについて話し合った)
私・来年の3月ごろに買いたい。あまり高い車は買う必要がないと思う。
夫・今年の年末までに買いたい。少々高くても自分の好みの車が買いたい。

第2段階・・・考えられる解決策を出す

イ・
夫が自分の買いたい車の名前をいくつか書き出し、その中から私の賛成できる車を選ぶ。
ロ・
出せるお金の上限を決めて、それで買えそうな車を夫が選ぶ。
ハ・
夫の選んだ車を買う。
ニ・
年末までに買う。
ホ・
2月頃に買う。

第3段階・・・解決策を評価する

イ・2人の車の好みが合わないと夫が否定。
ロ・夫も私も受け入れられる。
ハ・高い車を選ぶので私が否定。
ニとホはお互いに歩み寄れず、保留。

第4段階・・・双方が納得のいく解決策を決定する

ロで金額を○○円までと決め車種は夫が選ぶことに決定。又、車を買う時期についてもお互いの意見にはそれぞれ一長一短があるのでゆっくり考えようということにした。

第5段階・・・解決策を実行に移す

夫が車の雑誌を購入し、決めた金額で購入できそうな車を検討中。

第6段階・・・結果を評価する

私は車種については特に希望がないので夫が選ぶことに全く文句はない。気がかりだったお金のことも家のローン等のことを考えて夫も納得している。夫はとても楽しそうに雑誌を見ているし、時々「こんな車なら、お前も乗りやすいだろう」等と私の意見も聞いてくれる。

感想

「今日はケンカにならずに話ができたね」と夫が言ったので「今行っている親業の勉強会で上手にコミュニケーションをとる方法を勉強しよるんよ」と返事をした。もともと夫もやさしい人なので、今までよくけんかになったのもお互い仕事に追われ、心の余裕がなかったためについ言い方が悪くなったりしていたように思う。これからもそういうこともあると思うが親業で具体的な方法を習ったので頑張って使っていきたい。

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ヒューマンリレーションニュース

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