親業訓練講座
子どもの心を理解し、話の通じ合うあたたかい親子関係をきずくことを、目的とした訓練です。
2014年4月から親業訓練講座を修了された方には『P.E.T.コンシェルジュ』の資格認定証を発行しています。
P.E.T.(親業訓練)の各プログラムを修了した方をP.E.T.コンシェルジュとして認定しています。P.E.T.の実践体験を伝え、その有効性を伝えることができる情報を持っていることを認定しています。
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協会の正規の教育を受けた指導員(インストラクター)が指導し、どなたでも参加できます。
「親業」(トマス・ゴードン 著/近藤千恵 訳/大和書房)をテキストに、子どもの気持ちを聞く訓練、親の気持ちを正確に子どもに伝える訓練、親子間に対立や考え方の相違がある場合、お互いの関係を損なわずに満足のいく解決策を見つける訓練など、実際の例に即した体験学習を通して具体的な方法を身につけます。
方法
親業訓練の考え方の説明や意見交換、また2人で組になり交代で親の立場、子どもの立場を経験するロールプレイという親子双方の気持ちを実感しながら訓練で学習した方法を練習していきます。
無意識に子どもに接している時に起こりがちな問題点を理解するためです。
内容
- 1回目:
- 親も人の子、神様ではない
親にも自分の気持ちがあるのです。
- 2回目:
- 子どもの心を知るために
「能動的な聞き方」本当に耳を傾けるとはどんなことでしょう。
- 3回目:
- 「親になんて話せない」か
こころの扉をひらくことば。実際に口にしてみましょう。
- 4回目:
- 子どもが受け入れる親の話し方
「わたしメッセージ」で感情の表現を。
- 5回目:
- 子どもはいい環境にいますか
改善の余地はありませんか。
- 6回目:
- さけられない親子の対立
一体、親と子のどちらが勝つべきでしょう。
- 7回目:
- 対立を解くために。「勝負なし法」
新しい親子関係の創造。
- 8回目:
- 親業をクビにならないために
できることと、できないことと。親は子どものコンサルタント。
受講者の声
- 私を避けていた息子と笑顔で話しができるようになった。(Yさん 45歳 )
- 気持ちが楽になり自由に自分の気持ちを子どもにいえるようになった。(Tさん 37歳)
- 前よりも家庭の中が温かく感じられるようになった。(Kさん 40歳)
- 不登校の子どもが話しをし、自主的に行動するようになった。(Fさん 38歳)
- 親子に限らず、他の人間関係においてもゆとりのあるものの見方ができるようになった。(Iさん36歳)
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<<パートII講座>>
『P.E.T.コンシェルジュ★★』認定
受講料講座予定
一般講座を修了された方が、これまで学んだことを復習しながら、自分の子育てを見直すとともに、自分と親との関わりを見ながら親業をより充実させることを目的としています。
楽しい話し合いの場がより多く用意されています。
内容
- あなたは子どもに対して何を伝えたいですか?
一般講座でひろげてきた「問題なし領域」を見直します。
「問題なし領域」で子どもに対して何ができるか、何をやろうとしてるのかを考えます。
- 自分と自分の親との関わりを見直します。
自分の子育てを見つめ直すと、自分と自分を育ててくれた親との関わりにも影響されていることに気がつきます。
- 一般講座で学んだ親業の概念の実践についていろいろ語ることを通して学んでいきます。
- 「能動的な聞き方」をさらに、自然に使えるように復習します。
- “親業の心であり魂である”(T.ゴードン博士)「勝負なし法」を充実して実践できるように練習します。
受講資格
親業訓練一般講座修了者
受講者の声
- 親業に長く関わることで、「能動的な聞き方」の意味が体得できました。(Hさん 50歳 )
- 正論で子どもは育たない。不登校は正論を押しつける私へのNOでした。(Iさん 48歳)
- 親が私を管理したように私も子どもを管理するカラクリが見えました。(Tさん 33歳)
- 親への感情が整理できて等身大の自分でいられる。楽しむ幅が広がりました。(Sさん 46歳)
<<上級講座>>
『P.E.T.コンシェルジュ★★★』認定
受講料講座予定
一般講座を修了された方が、親業訓練の概念や方法を更に深く理解し、自分自身を見つめ自己理解を深めるための訓練です。
受講資格
親業訓練一般講座修了者
受講者の声
- 指示されて動く私から、自己表現ができる私になれてとても楽になりました。(Nさん 41歳)
- 自己否定から自己肯定に。私の人生まだまだ楽しめる、とても幸せです。(Tさん 44歳)
- 今まで見えていなかった自分に気づかせてくれた。(Nさん 43歳)
- 一緒に受講したメンバーからたくさん感動をいただき、ものの見方が変わった。心のバリアがとれました。(Iさん 41歳)